薄膜計算ツール

簡易的な薄膜計算ツールを用意しました。

相対反射・絶対反射変換

分光光度計で測定した相対反射率を絶対反射率に変換します。

・リファレンスとして使用したガラスの種類・波長・測定値(相対反射率)を入力して,計算ボタンを押してください。
・リファレンスが石英・BK7以外の場合はリストから「屈折率手入力」を選んで、屈折率の値を入力してください。
・「リファレンスとサンプルを逆置きで測定」は、サンプルの反射率が高すぎて測定ノイズが大きい時にわざとリファレンスとサンプルを逆に置いて測定した場合に使用します。


1. 測定方法:
通常測定(リファレンス反射=100)
リファレンスとサンプルを逆置きで測定(サンプル反射=100)

2. リファレンスガラス:


3. 測定波長(nm):


4. 測定値(相対反射率):




結果(絶対反射率):

Excelバージョンはこちら: 相対絶対変換.xls

基板屈折率計算

分光光度計で測定した基板の反射率や透過率から、基板の屈折率を計算します。
(膜が付いていない基板の場合です。)

吸収が無い基板の屈折率を計算

基板の反射率または透過率から基板の屈折率を計算します。

・測定方法と測定値を入力して計算ボタンを押してください。

1. 測定方法:
片面反射率(裏面マットなど)
両面反射率(両面研磨透明基板)
両面透過率(両面研磨透明基板)

2. 測定値(%):




結果(基板の屈折率):

Excelバージョンはこちら: 基板屈折率計算.xls

 

吸収がある基板の屈折率、吸収係数、内部透過率を計算

基板の両面透過率または両面反射率と片面反射率から、基板のn, k, 内部透過率を求めることができます。
こちらのExcelシートをご利用ください。
基板の屈折率吸収係数内部透過率計算.xlsx

平均自由行程計算

平均自由行程を計算します。

・気体の種類・温度・圧力を入力して計算ボタンを押してください。

1. 気体の種類:


2. 温度(℃):


3. 圧力(Pa):

入力例: 0.001,1e-3 など。



結果:
平均自由行程 (m)
平均速度 (m/s)
入射頻度 (個/s・m2)

参考文献:真空技術実務読本 オーム社

色の数値化(色計算)

3刺激値XYZからいろいろな表色系の数値を計算します。

・視野・光源・XYZの値を入力して計算ボタンを押してください。

1. 視野:


2. 光源:


3. XYZ:
X:
Y:
Z:




結果:
x , y

L* , a* , b*
, C* , h

Hunter L , a , b

L* , u* , v*
, u' , v'

sRGB R , G , B

分光特性からXYZxy L*a*b*を計算するExcelシートです。

colorcalc-v30.xlsx
ColorCalcExcel
2020(令和2)年7月13日 L*a*b*の計算で、X/Xn, Y/Yn, Z/Zn (Xn,Yn,Znは完全拡散面の3刺激値)の値が0.008856以下の場合に誤りがあったのを修正しました(Excelシートのみ)。