薄膜計算ツール
簡易的な薄膜計算ツールを用意しました。
相対反射・絶対反射変換
分光光度計で測定した相対反射率を絶対反射率に変換します。
・リファレンスとして使用したガラスの種類・波長・測定値(相対反射率)を入力して,計算ボタンを押してください。
・リファレンスが石英・BK7以外の場合はリストから「屈折率手入力」を選んで、屈折率の値を入力してください。
・「リファレンスとサンプルを逆置きで測定」は、サンプルの反射率が高すぎて測定ノイズが大きい時にわざとリファレンスとサンプルを逆に置いて測定した場合に使用します。
Excelバージョンはこちら: 相対絶対変換.xls
基板屈折率計算
分光光度計で測定した基板の反射率や透過率から、基板の屈折率を計算します。
(膜が付いていない基板の場合です。)
吸収が無い基板の屈折率を計算
基板の反射率または透過率から基板の屈折率を計算します。
・測定方法と測定値を入力して計算ボタンを押してください。Excelバージョンはこちら: 基板屈折率計算.xls
吸収がある基板の屈折率、吸収係数、内部透過率を計算
基板の両面透過率または両面反射率と片面反射率から、基板のn, k, 内部透過率を求めることができます。
こちらのExcelシートをご利用ください。
基板の屈折率吸収係数内部透過率計算.xlsx
平均自由行程計算
色の数値化(色計算)
3刺激値XYZからいろいろな表色系の数値を計算します。
・視野・光源・XYZの値を入力して計算ボタンを押してください。分光特性からXYZxy L*a*b*を計算するExcelシートです。
colorcalc-v30.xlsx
2020(令和2)年7月13日 L*a*b*の計算で、X/Xn, Y/Yn, Z/Zn (Xn,Yn,Znは完全拡散面の3刺激値)の値が0.008856以下の場合に誤りがあったのを修正しました(Excelシートのみ)。